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2022年10月20日

NYコミコンで判明した『ウォーキング・デッド』スピンオフ情報

Norman Reedus as Daryl Dixon - The Walking Dead _ Season 11, Episode 15 - Photo Credit: Jace Downs/AMC

最終シーズンの行方も気になるが、その最終回を待たずにスピンオフ企画が進行中。先日のNYコミコンにキャストたちが出演、ちょっとだけ内容を語ってくれた。

 

この10月6日から9日に開催されたNYコミコンで『ウォーキング・デッド』(以下『TWD』)のメインキャストたちと、TWDユニバースのチーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・M・ギンプルがズラリと登壇。今後の展開を語ってくれた。

まず、本家最終シーズンの今後についてはギンプルが語ってくれたが、かなり抽象的な表現。「すべてがひとつになる。すべての登場人物が、いわばポケモンの最終形態になる。そして、すべての意味が明らかになる」とのことだが、これが何のことなのか、最終回を待つしかない。

 

写真は『TWD』シーズン11

Norman Reedus as Daryl Dixon – The Walking Dead _ Season 11, Episode 10 – Photo Credit: Josh Stringer/AMC

 

そして、ダリルが主人公のスピンオフについては、ダリル役のノーマン・リーダスが発言。「舞台はフランス。スケールは叙事詩映画のような大きさになる。すでにスタッフと一緒にロケーションに行った。これまでとはかなり雰囲気の違う作品になって、ファンのみんなに新鮮な体験をしてもらえると思う」とのこと。そこで会場のファンがすかさず、スピンオフ『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』シーズン2最終話のクレジット後のシーンに登場した、新種のウォーカーが登場するのかと質問してくれたが、これいについてはギンプルが返答。「ダリルは、これまでのウォーカーでは体験しなかったような経験をする」とのことなので、やっぱり新種が登場しそう?!

 

写真は『TWD』シーズン11

Jeffrey Dean Morgan as Negan – The Walking Dead _ Season 11, Episode 14 – Photo Credit: Jace Downs/AMC

 

一方、マギーとニーガンが主人公のスピンオフ、サブタイトルが『Isles of the Dead(死者の島)』から『Dead City(死の街)』に変更になったミニシリーズについては、もう少し具体的な情報が出た。まず、作品の場面画像が7点公開に。これらの画像で、これまでのシリーズとは雰囲気が違う、寒そうなコンクリートの街を歩くマギーやニーガン、都会的なバーのカウンターに座るマギーの姿が確認できる。また、マギーがニーガンの喉にナイフを突きつけている画像もある。情報も更新され、全米での放送&配信は、AMCとAMC+で2023年4月にスタート。シーズン1のエピソード数は全6話。ショウランナーは「TWD」シーズン10の共同製作総指揮を務め、2エピソードの脚本を手がけたイーライ・ホルネが担当する。

 

そして、新キャストも2人判明したが、俳優はどちらも新鋭。短編映画に出演しているチャーリー・ソリスが、バーのバーテンダー役で出演。TV『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』にゲスト出演歴のあるトレイ・サンチャゴ=ハドソンが、ジャノという役名で出演する。彼らがマギーとニーガンの敵なのか、味方なのかも未発表。

 

写真は『TWD』シーズン11

Lauren Cohan as Maggie Rhee – The Walking Dead _ Season 11, Episode 13 – Photo Credit: Josh Stringer/AMC

 

ストーリーの詳細も未発表だが、今回発表された画面画像から、さっそくファンたちがストーリーを推測。マギーとニーガンのいるシーンで、マギーの息子やニーガンの妻の姿がなく、彼らの画像もないことから、マギーとニーガンは息子や妻を救出するためにニューヨークに行くのではないかとの仮説が浮上している。これから少しずつ発表されていくだろう、今後の情報に注目だ。

 

文/平沢薫