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2022年3月15日
現在進行中のシーズン11が最終シーズンになることが決定している『ウォーキング・デッド』だが、ファンに朗報! 本家シリーズが終わっても、あの2人の活躍が見られる!
その2人とは、マギー(ローレン・コーハン)とニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)。2人を主人公にしたスピンオフ・ミニシリーズ『Isle of the Dead(死者の島)』の製作が発表された。
舞台は、ニューヨークのマンハッタン島。かなり前から本土から分断され、今やウォーカーたちがあふれ、そこに住む住民たちが独自の価値観によって支配する危険地帯になっている。そんな場所をマギーとニーガンが訪れることになる。ドラマは全米のAMCと配信サービスAMC+にて2023年開始、シーズン1は全6話になる。
ドラマのショウランナーは、イーライ・ジョーン。本家シリーズにはシーズン10から副製作総指揮として参加し、同シーズンの脚本を2話、原案を1話担当している。また、現在は『ウォーキング・デッド』ユニバースのチーフ・コンテンツ・オフィサーという肩書になった、シーズン2から本作の製作に参加してきたスコット・M・ギンプルが、本作にも参加。そして、主演の2人、コーハンとモーガンも製作に参加する。
主演の2人は、このスピンオフについてそれぞれ声明を発表。マギー役のコーハンは「マギーはずっと私の心のとても近いところに存在していて、そんな彼女との旅を続けることに興奮しています。それも、ニューヨーク・シティというとても象徴的な場所で、友人でありコラボレーターであるジェフリー・ディーン・モーガンと共に旅するのですから」と発表。
Jeffrey Dean Morgan as Negan – The Walking Dead _ Season 11, Episode 3 – Photo Credit: Josh Stringer/AMC
ニーガン役のモーガンは「ニーガンとマギーの旅が続くことを喜んでいます」という言葉に加え、「郊外のウォーカーたちのクールなイメージはこれまでも描かれてきましたが、今度は五番街、エンパイア・ステート・ビルディング、自由の女神、世界で最も偉大な都市にウォーカーですよ? 待ちきれません」とこのドラマへの期待を語っている。
さらに、この発表はシーズン11の今後の展開のヒントにもなっているのではないだろうか。現在進行中のシーズン11では、この2人の間にはわだかまりが残ったまま。マギーは、ニーガンが彼女の愛する夫グレン(演じたのはスティーヴン・ユアン)を殺したことを忘れられず、一緒に行動したときもニーガンを信用しない。そんなマギーを見たニーガンは、シーズン11第9話でコミュニティを抜けて何処かへと去っていった。もともとニーガンがあのままいなくなるとは思えなかったが、このスピンオフができるということは、このシーズンで2人の再会が描かれることはほぼ間違いない。しかも、それはマギーの気持ちを激変させる出来事なはず。それはどんな事態なのか、かなり楽しみになってくる。
Lauren Cohan as Maggie Rhee – The Walking Dead _ Season 11, Episode 1 – Photo Credit: Josh Stringer/AMC
ちなみに『ウォーキング・デッド』の新たなスピンオフは他にも2作が進行中。タイトル未定のダリルとキャロルのドラマと、各話が別の人物を描くオムニバス『Tales of the Walking Dead(ウォーキング・デッドの物語)』がある。本家シリーズの行方も楽しみだが、まだまだそれに続く楽しみが待っていそうだ。
文/平沢薫
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